最近、突然届く「招待メール」や「招待テキスト」を使った詐欺が、FTCで注意喚起されています。見た目はイベント招待のようでも、実際はログイン情報や認証コードをだまし取る目的のものがあります。
とくに、本文を確認するためにメールアドレスとパスワードの入力を求めたり、届いたコードをそのまま入力させたりする手口は要注意です。大切なのは、慌てて開かず、別の方法で本物かどうかを確かめることです。
今回のポイントは「招待の確認」を装う点
今回の詐欺で特徴的なのは、いきなり「招待されています」「参加確認してください」といった内容で届くことです。受け取った人が不思議に思わないよう、身近なイベント名や知人の名前を使うこともあります。
しかし、正しい確認方法とは限りません。とくに、招待内容を見るためにメールのパスワードを入れさせるのは不自然です。普通の招待で、相手があなたのログイン情報まで必要にすることはありません。
こんな人ほどだまされやすい
この手口は、普段からメールやスマホを使っている人ほど引っかかりやすい面があります。招待メールに見えるので、急ぎの用件だと思ってしまうからです。
また、「友人の名前が出ているから本物だろう」と考えてしまうのも危険です。詐欺メールは、知人や家族の名前、イベントサービスの名前をまねることがあります。見覚えがあるだけで信用しないことが大切です。
見抜くための基本は3つ
まず、本文の中でログイン情報や認証コードを求めていないか見ます。メールアドレス、パスワード、携帯電話の確認コードを入力させるなら、警戒してください。
次に、送信元だけで判断しないことです。表示名が本物っぽくても安心できません。最後に、メールの中のリンクをすぐ押さず、相手先を別の方法で確かめます。知人からの招待なら、電話や別のメッセージアプリで本当に送ったか聞くのが安全です。
たとえば、こんなときは要注意
「イベントを見るにはサインインしてください」と出る。
「確認のため、届いた6桁のコードを入力してください」と出る。
「本人確認が必要です」と言って、メールのパスワードを求める。
こうした表示があれば、いったん止まりましょう。急いで操作しないことが、被害を防ぐ第一歩です。
受け取ったときの対処手順
まず、メールやテキストの中のリンクは押さないでください。本文に返信する必要もありません。必要なら、招待したはずの相手に別の連絡手段で確認します。
もし家族や友人からの招待に見えても、すぐ信じないことが大切です。登録済みの連絡先から電話する、普段使っているメッセージで確認するなど、相手先を自分で確かめましょう。メール内の案内だけで判断しないのがコツです。
もし入力してしまったら
メールアドレスやパスワードを入れてしまったら、すぐにパスワードを変更します。同じパスワードをほかのサービスで使っている場合は、そちらも見直してください。
さらに、二段階認証を設定しておくと安心です。これは、パスワードに加えて、もう一段階の確認を行う仕組みです。万一情報が漏れても、ログインされにくくなります。
まとめ
招待メールや招待テキストは、見た目が自然でも油断できません。本文を確認するためにログイン情報や認証コードを求めるものは、まず詐欺を疑ってください。
大事なのは、急がず、押さず、別経路で確かめることです。少し立ち止まるだけで、被害をかなり減らせます。いつもの習慣として、「招待はまず本物確認」を覚えておくと安心です。
参考情報
記事作成時に確認した主な情報源です。
- Asked to enter your email address and password to open a party invite? That’s a scam | Consumer Advice
- Federal Trade Commission | Protecting America's Consumers
- Phishing Scams | Consumer Advice
- Phishing Scams | Federal Trade Commission
- Unwanted Emails, Texts, and Mail | Consumer Advice
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