引っ越しや買い替えのとき、家電は「本体価格」だけで選ぶと、あとで電気代が思ったよりかかることがあります。そんなときに役立つのが、家電に付いている黄色い省エネ表示です。
FTCが案内しているEnergyGuideラベルは、家電がどれくらい電気を使うかを示し、同じ種類の製品どうしを比べやすくします。冷蔵庫や食洗機、洗濯機のように毎日使う家電ほど、見方を知っておくと家計の見直しに役立ちます。
EnergyGuideラベルで分かること
EnergyGuideラベルは、家電の年間の電気代の目安と、同じ仲間の製品の中でどの位置にあるかを示す表示です。高い省エネ性能の機種は、買うときの値段が少し高くても、長く使うほど差が出やすくなります。
ただし、表示されている金額は「実際の請求額そのもの」ではありません。標準的な使い方と、全国平均の電気料金をもとにした目安なので、使い方や地域の電気料金で変わります。
どんな家電を見ると効果が大きいか
特に見直しの効果が出やすいのは、毎日使う家電です。代表的なのは、冷蔵庫、食洗機、洗濯機、冷暖房機器、テレビなどです。
こうした家電は、1回の差は小さく見えても、1年、5年と使うと合計額が大きくなります。買い替えを急がない場合でも、「次に買うなら省エネ重視」と考えるだけで、無駄な出費を減らしやすくなります。
店頭や通販での見方
まず見るのは、黄色いEnergyGuideラベルです。そこにある年間の電気代の目安と、同じ種類の製品の範囲を見比べます。範囲の下のほうに近い機種は、電気代を抑えやすい候補です。
店頭でラベルが見当たらないときは、家電の中や、販売店やメーカーの案内を確認します。通販でも、商品ページや資料に省エネ情報が載っていることがあるので、価格だけで決めないのが大切です。
具体例で考えると分かりやすい
たとえば冷蔵庫を2台比べるとします。Aは本体が少し安いけれど、年間の電気代の目安が高め。Bは本体価格が少し高いけれど、年間の電気代の目安が低い。こういう場合、長く使うほどBのほうが総額で得になることがあります。
食洗機も同じ考え方です。毎日使うなら、数年分の電気代の差が積み重なります。買う前に「本体代+電気代の合計」で見ると、選び方がかなり変わります。
使うときの注意点
EnergyGuideラベルは便利ですが、これだけで決めないことも大切です。家の置き場所に合うサイズか、扉が十分に開くか、通気スペースがあるかも確認しましょう。
また、静かさや故障しにくさ、水の使用量などは別の情報も役立ちます。省エネだけでなく、使い勝手や修理のしやすさも見ておくと、買ってからの満足度が上がります。
まとめ
家電選びで電気代を抑えたいなら、まずEnergyGuideラベルを見る習慣をつけるのが近道です。年間の電気代の目安と、同じ種類の製品との比較を確認すれば、価格だけでは分からない違いが見えてきます。
特に冷蔵庫や食洗機のような毎日使う家電は、買うときの数千円の差より、長く使ったときの電気代の差が大きくなることがあります。次の買い替えでは、まず黄色い表示を見てから比べるようにすると、無理なく節約につながります。
参考情報
記事作成時に確認した主な情報源です。
- EnergyGuide Labels | Federal Trade Commission
- How To Use the EnergyGuide Label To Shop for Home Appliances | Consumer Advice
- EnergyGuide Labeling: FAQs for Appliance Manufacturers | Federal Trade Commission
- Appliances | Federal Trade Commission
- Concluding Two-Year Rulemaking, FTC Announces New EnergyGuide Label | Federal Trade Commission
掲載内容は記事作成時点の情報です。料金、仕様、制度、利用条件などは変更される場合があるため、重要事項は公式情報もご確認ください。


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